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2016/11/21

タオの会・いのちを繋ぐ法要」を終えて

タオの会の講義を3回終了すると、修学旅行を京都にご案内しています。行く場所は愛宕念仏寺と清水寺の2か所ですが、
どちらも西村公朝先生が遺された作品の見学です。
その中でも清水寺にある仏足石では皆さんが特別な感情を表現されます。

その場の公朝先生の制作意図は人間の生き方の中の一つにいのちを繋ぐ役割がある。幾代の先祖から戴いたいのちを未来の子孫のために想いを託して繋いでいく。即ち、自分のいのちと向き合い大切に育てていくことを実践する場所としてここを創った。と私に直接伝授されました。

自分だけの生きた仏様を思い描いて、そのお方と久しく穏やかにお話しすることから、お蔭様でと有難うの気持ちが確かなものになる。それがいのちと向き合うことだと教わりました。
公朝先生のその想いを伝えたいとタオの会を始めたのですが、
今回多くの方々と想いを一つにすることが出来ました。

老若男女の差はありません。
人として生まれてきた者の特権であり、義務なのです。
また来年も再来年も一同に会し、

お互いに実感したいものです。豊かな人生を生きるために!



2016/06/29

名古屋での「時の流れ展』を終えて

一週間の会期中、毎日多くの方々がご来場くださいました。

皆さん流水紋を初めてご覧になられたのにもかかわらず、その真価を正しくて評価してくださいました。「会場にフィトンチッドが溢れている」「滝に打たれているようだ」「流れている水の音が気持ちいい」こんな贅沢な空間もったい無いと3日・4日続けて来た方もいらっしゃいました。
嬉しいかぎりで、作品たちがまた、ひとまわり大きく成長したように思えます。
水の優しさと、強さと、凄さを改めて実感した展覧会でした。

ピタゴラスイーツのスタッフとお手伝いをしてくださいました皆さんありがとうございました。




展覧会の写真はこちらのページに掲載しております。クリックで移動します。






2016/04/08

いのちの水に感謝 -展覧会を終えて-

4月3日(しみずの日)の集まり
午後一時から清水寺の舞台本殿で「いのちの水に感謝」の法要が始まる。

声明の響きに誘われて悠久の時の流を感じながら今の時に生されている「いのち」に感謝する。
次第にこの「いのち」に責任を持つ覚悟がより鮮明になる。
「何ができるか?何を遺すか?」
清水の舞台で心が舞う。吹き抜ける風と一体になり空に溶け、導かれ治まる。
晴れやかに「いのち」が喜ぶ。生きる勇気が湧き出る。

その後、経堂に参集し流水紋に囲まれた「水神像」と対面する。
多くの参列者の「いのち」と「いのち」がつながり共鳴し、喜ぶ。
個が集団となり力が一つの立体となって躍動する。
ほら貝の舞う音に溶け、やがて静かな個の「いのち」に戻り、自己の時にかえる。

また次に集まるまで自己の時の中で、自分のいのちと遊ぼう。








(c) 野崎 悠

2016/03/15

京都・清水寺にて展覧会を行います 2016/4/3~7

清水の日へのお誘い

日常の生活の中では忙しくあれも、これもとこなしていくだけで、
「いのち」とか「こころ」に向き合うことがなかなかありません。
生きものにとって一番大事なことから離れた生き方では「生き甲斐」さえ見つけることができません。
自分を生かしてくれている「いのち」に感謝することで、生き方が変わります。
そのきっかけをつくってみませんか?

「いのち」は「水」。「水」なしでは生きていけません。
「いのち」は実態がありませんが「水」は見ることも触ることもできます。
日本に「清水寺」と書いて「きよみずてら・せいすいじ」と読むお寺が全国で約90ヶ寺もあります。
そのお寺さん達が集まって4月3日をしみずの日と定め、すでに20年「いのちの水に感謝」の供養を行っています。
皆さん自分の一番大切な「いのち」と向き合う日を4月3日と定め、13時に京都・清水寺にお集まりください。

ご供養の後は、重要文化財の「経堂」で水の祈り展をご覧いただけます。
今まで見たことのない川の流れる水が描いた流水紋は世界各国で展覧会を行っています。
2011年パリのルーブル美術館地下で行われたカルーセル・ド・ルーブル展で高い評価を受けました。会場に制作者の重富がおりますので気軽にお声をかけてください。
会場でお待ちしております。

■ 清水の日・水の供養


時間: 2016年4月3日 13時より
場所: 清水寺本堂
※当日は清龍会・太鼓・展覧会・等の多数のイベントあり
詳細は清水寺ホームページをご覧ください。
http://www.kiyomizudera.or.jp/event/index.html#title04

■ 水の祈り展 (重富 豪・中西 啓子の二人展)


会期: 2016年4月3日(日)~7日(木) 
時間: 10時から17時まで(最終日7日は15時まで)
場所: 清水寺内 経堂(重要文化財)にて
料金: 無料
水の中から出現した、人物像(清水寺に奉納済)を展示致します。



2015/12/28

出会いは生きること

木枯らしが吹き始め、北風小僧がひゅうひゅうと音を響かせながら降りてきた。
やってきた今年の冬将軍。
その事実に反して今日は冬至。これからは畳の一目づつ昼間の陽が長くなる。
朝日の出る場所が一番南寄りで、これから少しづつ北寄りに移っていく。
一番北寄りから出る太陽が夏至。冬至の頃は何故か忙しい。
昼間が短いからで、春夏と比べると2時間は明るい時間が少ない。
従って気忙しいのだろう。そしてクリスマス。次に年末とやはり何かと忙しい。
こころを落ち着かせるために、今年の出来事を振り返る。

流水紋の展覧会は・・・
3月神戸での展覧会・6月リッツカールトンホテル京都でのイベント・
8月清水寺での展覧会・9月由布院での展覧会。
タオの会は・・・
神戸・名古屋と毎月開催され、9月に金沢で、今年も多くの人達にご縁がつながり、
有り難い出会いの場でした。

人が生きていくということは人と繋がるということと強く実感します。
お互いが出会えたことに感謝して、自己の中の何かが反応して、少しいい方向へと流れていく。
喜んだり、嬉しかったり、有り難かったりと自分の今の状態を見直し、
少しばかり修正したりと変わることができる。
そして自己の幹がまた少し太くなり、新鮮な気の流れが始まる。
いい人との出会いを確かなものにするためには、自己の中をよく整えておくことが大切であると再々確認する。
もうすぐ新しい年が待っている、正面から堂々と入っていこう。
希望に胸をときめかせて挑戦しよう。