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2017/03/06

タオの会・春の清水寺

タオの会・春の清水寺
今回の展覧会は900年続いている日本文化の真髄「盆栽」を通して「いのちと時」を実感していただくために企画いたしました。
現代の盆栽界で屈指の鈴木伸二さんの好意によるものです。
盆栽の素晴らしさと流水紋との競演を楽しみ、同時に皆さんのいのちに向き合う姿勢をより深く、確実なものにしてくれます。

「盆栽」に想う
人は人の役割を生きている。先祖から受け継いだ「いのち」を未来に役立つよう育て継承していく。
そのため「いま・ここ」の時を大切に生きる。盆栽は数百年の時を、
人と樹木のいのちが共生する。お互い聞こえない声を聞き、見えないところに気を配る。信じあう慈愛のこころが「時のながれ」を形にする。
それ故に「いま・ここ」をおろそかにできない。

「水石」に映す
水石の歴史は室町中期にはじまる。一塊の石から大宇宙を感得する。
禅や茶の湯と結びつき、精神的な深みを持つことになる。
水石の鑑賞は、大自然に心を遊ばせ、森羅万象、自然の風趣風韻を感じとり、幽玄な侘び、寂びの世界へ自己を誘う。


■流水紋展覧会 41日~3日 10時~17時 京都・清水寺 経堂
今回は盆栽と水石とのコラボレーションです。
日本一の盆栽家との共演です。必見の価値あり。