九州はもう梅雨に入ったようで、これから徐々に東の方に広がってくる。
このあいだ、桜前線が南から北へ移動したが、今度は雨の移行である。
この時期が日本において最も日本らしさを現すので、面白い。
「さみだれを集めてはやし、最上川」や、「箱根八里は馬でも越すが、越すにこされぬ大井川」等にあるように、雨による増水が生活のリズムを狂わしていた。広重・北斎の浮世絵にも雨の景色が多く描かれている。
日本独特の文化にはこの雨がどっしりと根をはやしている。
先日山歩きして、大地や木々がそろそろ雨が欲しいよって、
言っていた声が思い出される。もう大丈夫、すぐいっぱいの雨が降りだすから。これから野山や庭には色とりどりのアジサイが咲き乱れる。
アジサイが雨に当たって、色を変化させるのを楽しみたい。
写真はあまり多く見れない「コアジサイ」
2013/05/25
水と遊び・水を知り・水に習う (68)
レオナルド・ダ・ヴィンチの手記の中に次の文がある。
「君が手に触れる水は、過ぎし水の最後のものにして、来たるべき水の最初のものである。現在と言う時もまたかくの如し。」
哲学的な文章になっているが、私にとっては「水と時」を一つのものとして表した名文だとほくそえんでいる。
私は「水が時を連れてやってくる」と言う表現をしているが。
水は瞬時に変化していて、同じ状態はない。
時は生きること。時もいのちも見えないけれど変化している。
見えないところで生かされている。
「君が手に触れる水は、過ぎし水の最後のものにして、来たるべき水の最初のものである。現在と言う時もまたかくの如し。」
哲学的な文章になっているが、私にとっては「水と時」を一つのものとして表した名文だとほくそえんでいる。
私は「水が時を連れてやってくる」と言う表現をしているが。
水は瞬時に変化していて、同じ状態はない。
時は生きること。時もいのちも見えないけれど変化している。
見えないところで生かされている。
2013/05/21
水と遊び・水を知り・水に習う (67)
山の緑が濃くなって、色の変化を面白く楽しむ時期が過ぎ去ろうとしているこの時、そんな中にあってドキッとさせられるのがある。
それは山吹の黄色である。これは黄色として片付けられない色である。
黄色に赤や茶や緑を含んでいて、
昔から山吹色として特別に扱われてきた。
私はこの色を岩陰に見るのが好きで、
この時期の山歩きにおおきな楽しみの一つである。
山の川べりにある山吹はどんな遠くからでも、すぐ見つけることができる。
自然はとどまることなく移ろっている。
それは山吹の黄色である。これは黄色として片付けられない色である。
黄色に赤や茶や緑を含んでいて、
昔から山吹色として特別に扱われてきた。
私はこの色を岩陰に見るのが好きで、
この時期の山歩きにおおきな楽しみの一つである。
山の川べりにある山吹はどんな遠くからでも、すぐ見つけることができる。
自然はとどまることなく移ろっている。
2013/05/18
水と遊び・水を知り・水に習う (66)
自然を見ていると見えない力を感じる。
日に日に時は間違いなく流れている。
しかしその流れは見えない。
2~3日経って同じ場所に行って見ると花の色、
咲き具合が変わっていて、違う雰囲気をつくっている。
こんなに変化しているのかと、それに比べて己のもどかしさに腹がたってくる。
滝を見に行った。滝の水は一気に滑り落ちて、何の変化もなく、
当たり前のように、次の流れに同化して行く。ただひたすら流れて行く。
「岩もあり 木の根もあれど さらさらと たださらさらと 水の流るる」と、
有名な詩がある。
なかなかこのように行かないものである。
日に日に時は間違いなく流れている。
しかしその流れは見えない。
2~3日経って同じ場所に行って見ると花の色、
咲き具合が変わっていて、違う雰囲気をつくっている。
こんなに変化しているのかと、それに比べて己のもどかしさに腹がたってくる。
滝を見に行った。滝の水は一気に滑り落ちて、何の変化もなく、
当たり前のように、次の流れに同化して行く。ただひたすら流れて行く。
「岩もあり 木の根もあれど さらさらと たださらさらと 水の流るる」と、
有名な詩がある。
なかなかこのように行かないものである。
2013/05/14
水と遊び・水を知り・水に習う (65)
今は高い木々に白い花が目立ちます。
「みずき」「なんじゃもんじゃ」「ななかまど」がある。
みずきは川の岸辺に根を張っている。
この木は水を吸い上げる力が強く、
耳を幹につけるとごうごうと音が聞こえる。
幹の中を川が流れているかと思えるほどです。
「なんじゃもんじゃ」の木は正式には「ひとつばたご」と言うが、
いま雪を積もったように白く見える。
どうしてそんな名前がついたのか?誰かが言ったのが日本中に広がるなんて面白い現象です。
秋に紅葉する「ななかまど」も真っ白い花を咲かす。名前も面白いが、
性格もみんな違って楽しい。
「みずき」「なんじゃもんじゃ」「ななかまど」がある。
みずきは川の岸辺に根を張っている。
この木は水を吸い上げる力が強く、
耳を幹につけるとごうごうと音が聞こえる。
幹の中を川が流れているかと思えるほどです。
「なんじゃもんじゃ」の木は正式には「ひとつばたご」と言うが、
いま雪を積もったように白く見える。
どうしてそんな名前がついたのか?誰かが言ったのが日本中に広がるなんて面白い現象です。
秋に紅葉する「ななかまど」も真っ白い花を咲かす。名前も面白いが、
性格もみんな違って楽しい。
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