水と遊び・水を知り・水に習う (111)

今年の夕焼けを楽しむ時期になった。
富士の夕焼けを見るのに最良な場所がある。
所沢市の狭山湖はカメラマンがこの時期集まる所として有名である。
狭山湖に移る陽の入り後に微妙に変化する茜色を求めて多勢の人達は集まってくる。
その景色を眺めている時間は誰しも宇宙の営みの中に生かされている小さい存在として、己を発見する。

水と遊び・水を知り・水に習う (110)

昨日の月の出は素晴らしかった。
17時３０分頃東の空の下に、黄金の大盆を伏せたような月が現れた。
芝居の舞台で糸で吊り上げられて
出てくるようで呆然と見とれてしまった。
あの月を見たすべての人が幸せになれただろうと、嬉しくなった。
自然界は無為でありながら、いや無為だからこそ・・・

水と遊び・水を知り・水に習う (109)

紅葉もいよいよ里まで降りてきて、日常の暮らしの中で楽しむことが出来るようになりました。
高い山の奥ではもうすっかり冬の様子でしょう。
木々の実は来春に備えて赤い冬芽をつけています。
自然界は一時の休みも無く次の備えを怠りません。

水と遊び・水を知り・水に習う (108)

この花何の花？
秋の陽射しに誘われてカメラを持っての野歩きは
こころが穏やかで、広くて、みんなと仲良くなれる。
光も風も雲も草花もトンボもこの時を一緒に喜んでいる。
出会うものに声をかける。嬉しいな・・・

水と遊び・水を知り・水に習う (107)

秋の草花は澄んだ青空に何でもよく似合う。
道端にひっそり咲く水引の赤も、白も可憐で可愛い。
私がこの時期ひそかに待っているのはリンドウの青である。
それも高原のものは青が濃い。
見つけた時はこんなところにと・・・思わず言ってしまう。今年も見れるかな・・・？