水と遊び・水を知り・水に習う (87)

「水が生きる」
空気の汚れ　大地の垢も
みんな飲み込んで　水は流れる
流れながら　身を研ぎ
自らを清め　他を生かす

水と遊び・水を知り・水に習う (86)

「新しい始まり」
木々の中から蒸気が昇る
白雲がいくつも流れ
黒雲になって山を覆う
雨が川となって大地を洗う

水と遊び・水を知り・水に習う (85)

「刹那の表情」
時は流れる
ひと時も休まず
永遠の彼方へ
水がいまを見せている
色と形に情を添えて

水と遊び・水を知り・水に習う (84)

「６０億人の水」
60億人分の水を買うことは出来ない
60億人分の水をつくることはできない
・・・だったら・・・
60億人で水を汚さないことを考えよう
60億人に水を分配する事を考えよう
みんな違っているが、いのちは一つ

水と遊び・水を知り・水に習う (83)

「聖なる水」
いのちは水の中でしか生きられない
地球に水は一つしかない
一つの水で60億人が生きている
この水は聖なるもの

水と遊び・水を知り・水に習う (82)

「同じ水」
水は天と地を結び
地球を一周つないでいる
この水は増えず、減ぜず
過去も現在も未来も
同じ水である

水と遊び・水を知り・水に習う (81)

「水と時といのち」

水が時をつくり
時がいのちを育む
いま、ここにある時が
いのちを永遠につなぐ
いのちは水の中で生き
共に美を競演している

水と遊び・水を知り・水に習う (80)

「みんな水の中」

風が吹いて　木の葉が揺れる

風の中にも　水が居る

水がいるから　呼吸が出来る

みんな水の中で生きている

水と遊び・水を知り・水に習う (79)

わたあめのようなふわふわした面白い花を知ったのは去年のことだった。
それが「けむりの木」「スモークツリー」と知って今年は良く観察してみようと思い、
去年の場所に行ったらもう既に満開に咲いていた。
確かに煙のようで触ったら消えてなくなるようだが、
しっかりしていて強い風にゆったりと揺れている。
永い間花を見てきたが、まだ知らない花がいっぱいあるのだと思い知らされたけむりの木である。
同じような様子を見せてくれるのにねむの木がある。
これらも梅雨空の贈り物である。

写真　ねむの木・けむりの木

ねむの木

けむりの木